「静かすぎて眠れない」
そんなこと、あるんですね。ホワイトノイズが快眠の味方になるなんて、昔は思ってもみませんでした。
この記事では、友人たちの体験を通して、ホワイトノイズの睡眠効果について、現実のメリットと落とし穴をゆるっと掘り下げてみます。
眠りのカタチって、こんなに違うの?
「最近ホワイトノイズ流して寝てるんだ〜」とある夜、同僚のMちゃんが言った一言がきっかけでした。
扇風機の「ゴォー」がないと落ち着かない
Mちゃんは昔から、“静まり返った夜の部屋が逆に落ち着かないタイプ”。耳栓をしても余計に鼓動や耳鳴りが気になって、眠れなくなるそうです。
ある日ふと、ネットで見かけたホワイトノイズを試してみたら、「これこれ、この感じ…!」と安心して眠れたとか。
それ以来、音を“ノイズ”としてではなく“包み込む毛布”として感じるようになったとのこと。
逆に「うるさい…」と感じたBさんの話
一方、Bさんの話はちょっと違いました。
ホワイトノイズが逆にストレスになるケースも
「いいって聞いたから試してみたんだけどさ…」そう話し始めたBさん。
最初の数日はぐっすり眠れたそうですが、数日後から“音を気にする自分”に気づいてしまったんだとか。
「この音、なんか機械っぽすぎる…」「ちょっと耳障りかも…」と意識が音に向いてしまい、
結果、ホワイトノイズを気にするあまり眠れなくなってしまったと話していました。
「気にしない人向けのアイテムだね」と、あっさりやめてしまったそうです。
“効果あり派”の声、実はこんなに
Mちゃん以外にも、ホワイトノイズで睡眠の質が上がったという声はちらほら聞きます。
隣人の足音が気にならなくなったCさん
アパートの2階に住むCさんは、深夜の階段の「ギシッ」で目が覚めるのが悩みだったそう。
でも、ホワイトノイズを流すようになってからは、「音がうまくかき消されて、気にしなくなった」と話していました。
自分では聞こえてるつもりでも、脳が“気にしなくていい音”に分類してくれる感覚だとか。
寝付きが5分になったDくんの実験
大学生のDくんは、自分の睡眠をアプリで記録している“ちょっとガチ勢”。
彼は一週間ごとに音環境を変えて実験していたそうで、ホワイトノイズを使った週が「最も早く眠りにつけた」結果が出たそう。
「気分的にも安心するし、音のない部屋より圧倒的に楽」と言ってました。こういう使い方、ちょっと理系っぽくて面白いですよね。
ホワイトノイズ睡眠のメリット・デメリットまとめ
体験談を集めてみると、ホワイトノイズが合う人と合わない人でハッキリ分かれることがわかってきます。
メリット
- 突発音をマスキングしてくれる(車の音、隣人の声など)
- 一定の音で脳がリラックスしやすくなる
- 寝付きが早くなる可能性あり
- 感覚過敏の人にとって「安心する音」になる
デメリット
- 機械的な音が気になる人もいる
- 外泊時に音がないと眠れなくなる可能性
- 「無音で寝る練習」がしづらくなる
- 睡眠の質が“音ありき”に左右されてしまうことも
睡眠時に気になりがちな音は誰にでもある
ホワイトノイズに限らず、「音」と「眠り」の相性って、わたしたちが思ってる以上に深いテーマです。
こういう話、思い当たりませんか?
- 「冷蔵庫のブーン音が気になって仕方ない夜」
- 「雨音が落ち着く人、逆にソワソワする人」
- 「隣の部屋のテレビ音が“壁越しのBGM”になる謎現象」
眠りのスタイルは人それぞれ。音との付き合い方が、じつはその人の“心のクセ”を映しているのかもしれませんね。
ホワイトノイズは“合う人”にとっては救世主。でも、“違和感”を感じたら無理に合わせなくてもいい。音に正解はないからこそ、自分の眠りと丁寧に向き合うことが、いちばんのヒントかもしれません。



















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